今年こそ始めたい。自転車通勤が長続きする最適な距離は?

秋や春などの気持ちのいい気候になると自転車通勤をしたいと感じる方が増えると思います。
実際自転車通勤には、満員電車に乗らなくていい、交通機関の時刻表を気にせず出勤できる、健康にいいなど様々なメリットがあります。
私は10年以上片道約5kmの距離を自転車通勤していますが、実際長く続けていると自転車通勤は非常に快適で、今では毎日満員電車で通勤することなど想像できません。
自転車通勤に最適な距離は、ズバリ5kmです!!
今回自転車通勤が長続きする最適な距離について実体験も踏まえまとめてみました。
通勤だけで完全燃焼しない
自転車通勤では自宅から職場まで15kmが通勤限界距離とか、10km以内が目安などとよく言われます。
以下がおおよそですが自転車の平均速度です。
- シティサイクル(ママチャリ)・・・・時速12〜15km
- クロスバイク・マウンテンバイク・・・・20〜25km
- ロードバイク・・・・20〜30km
仮にシティサイクルで10kmの距離を常時、平均速度である時速15kmで走行したとすると、その所要時間は40分、クロスバイクやマウンテンバイクだと(時速25km)24分、ロードバイクだと(時速30km)20分ということになります。
いかがでしょうか?
普段趣味などで自転車に乗ってる人などは別にして、ママチャリで40分間、時速15kmで走り続けるのは結構大変です。
時間は短くなりますが、クロスバイクや、ロードバイクでも平均速度で走り続けることは大変です。
終始平坦で何もない道路だったらいいのですが、途中信号もありますし、坂や段差がある所を走らなけれならないかもしれません。
実際には1時間近くかかってしまうのではないかと思います。
1時間自転車を漕いで、その後仕事です。運動不足だったりすると仕事前にぐったりです。
完全に通勤だけで燃え尽きてしまいます。
それだけではありません、更に終業後1時間近く自転車を漕ぐことになります。
慣れる前に嫌になってしまいますね。
こうしたことを避けるためにも、どんな自転車でも30分以内で通勤できる5kmまでが自転車通勤の距離の目安となるでしょう。
高額な自転車を必要としない
片道5kmということであればシティサイクルでも自転車通勤を始められますし、これくらいの距離であれば自転車の性能による影響は致命的ではありません。
せっかくなら少し格好いい自転車を用意したいという方もいると思いますが、いずれにしてもそれほどハイスペックな自転車を用意しなくても気軽に自転車通勤を始められます。
最初から高額なハイスペック自転車を用意して自分自身に不要なプレッシャーをかけてしまう心配もありません。
高額な自転車に挑戦するのは自転車通勤を始めてある程度の期間が過ぎ、自転車に興味が出てきたり、もう少し快適な自転車に乗ってみたいというような気持ちが出てきてからです。
自転車のトラブル発生時
片道5kmとはいえ、自転車通勤をしていると避けては通れない自転車のトラブル。
トラブルが起きて自転車が走行不能になってしまった時どうするか。
自宅を出てまもなくトラブルが発生したのであれば一旦帰宅して交通機関を利用して出勤すればリカバリー可能です。
また勤務先の近くで同じ状況になっても、勤務先まで歩いていけば済む話です。
問題なのはそれ以外です。
運良く駅やバス停の近くでトラブルが発生すれば交通機関を利用して出勤できますが必ずしもそう都合よくトラブルが発生するとも限りません。
仮にそんな状況になっても通勤距離5km程度であれば残りを何とか歩いて出勤することが可能です。
多少の悪天候でも乗り切れる
私が自転車通勤をしていてきついなと感じるのは、暑さでも寒さでも雨でもありません。
それは逆風です。
特に強風時の向かい風。やや下っているような道でも結構漕がなければなかなか進まないので相当疲れます。
職場までがひどく遠く感じます。しかも帰りはそのまま追い風となってくれない場合もあります。
こんな状況の中、10kmとか15kmとか漕ぎ続けたらそれこそ出勤前に完全燃焼してしまいす。
私の場合雨の日は基本自転車通勤をしないようにしていますが、途中で雨が振ってきた場合も、少し頑張ればゴールなのでなんとか乗りきれてますが、仮に、1時間とか雨に打たれ続けるのは正直きついです。
まとめ
- 余力を十分に残せる
- お金をかけ過ぎず手軽に始める
- トラブルが起きても問題なく出勤できる
- 天候に大きく左右されない
以上に注目して自転車通勤に最適な距離についてまとめさせていただきました。
メリットがデメリットを大幅に上回ること。
これが長続きの秘訣だと思います。
これから自転車通勤を始めたい、普段あまり自転車は乗らないけど自転車通勤できそうか、続けられるか不安、そんな方に参考にしていただければと思います。
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