やっぱりシマノ?交換の目安は?通勤用クロスバイクのブレーキシューを交換

ここ1,2週間で通勤用クロスバイクのブレーキの制動力が急激に落ちた気がする。
結構頑張ってブレーキを握り込まないと止まらない。
ほぼ毎日乗っているので、ブレーキの効きの悪さはそこそこ前から感じてはいたがいよいよ危険な感じだ。
雨の日に乗る機会が少し多かった影響だろうか。
ブレーキシューは雨の日の使用でかなり消耗する。
ブレーキは命にかかわる。
早速ブレーキシューを購入し交換した。
もし興味がある方は、誰でも簡単にできる作業なのでぜひ試しでいただければと思う。
クロスバイクのブレーキシューの交換目安
以前の記事でタイヤの交換目安を紹介させていただいたが、ロードバイクやクロスバイクのブレーキシューの交換時期の目安はどのくらいだろうか。
色々調べてみると、だいたい半年〜1年程度。
▼タイヤの交換についてまとめた記事はこちら。
中には2年というかなり無茶な情報もあったが、さすがに2年はキツイ。
週1くらいの使用で、雨の日は乗らず、平坦の道ばかりで乗っていればあるいは2年位はもつかもしれない。
まあいずれにしても自分の使用頻度からして1年もったらかなり優秀ではないか。
前回のブレーキシューの交換はおおよそ8ヶ月前。
Amazonで購入した、こちらのよくわからいないメーカーのブレーキシュー
とにかく安い。
正直、性能面の評価はよくわからないが、普通にブレーキは効く。
なんとか半年位はもったので、特にこだわりがないなら通勤用程度の自転車には十分許容範囲ではないだろうか。
そして今回購入したブレーキシューはこちら。
わりと有名な自転車ブランドであるアリゲーターのブレーキシューを購入してみた。
これまで使っていたものほどではないがこちらも十分に安い。
素直にシマノのブレーキシューを使用すればいいのだが、それだと当たり前過ぎてなんだか面白くない。
シマノのブレーキシューを使用して、交換目安の1年以上使用できたとしても大した感動もないだろうということで、今回も安価なブレーキシューで攻めてみる。
どうせ消耗品なのだから、シマノは最終兵器としてとっておきたい。

ブレーキシュー交換前に撮影
ブレーキ−シューに限ったことではないが、修理や交換のために自転車のパーツなどを取り外すときは、取り外す前の写真を撮影しておくことをオススメする。

こちらの画像をみていただきたい。
購入した新品のブレーキシューだが、いざ取り付けようとすると、どの部分を真ん中にして取り付けていいか迷う人もいるのではないか。
スマホなどで取り外す前の写真をとっておけば、わからなくなったとき調べる手間が減る。


このように写真に残しておけば、取り付けの間違いを防げるし、時間短縮にもつながる。
毎週のように色々な自転車をいじっているようなプロ級の腕前の人には全く無縁の話だが。。。
古いブレーキシューの取り外し
さっそく古いブレーキシューを外していきたい。
ただし最初にブレーキを開放してからでないとブレーキシューは取り外しずらい。

開放前のブレーキはこんな状態。

ブーツ(黒いゴムの部分)をずらし

ブレーキの開放完了。
これでサクサクとブレーキシューを取り外すことができる。

赤丸で囲んだ部分を六角レンチで回してブレーキシューを取り外していく。
後ろのブレーキシューも全く同じ要領で外すことができる。
ブレーキシューとは関係ないが、タイヤの状態が恥ずかしいくらいにひどすぎる。
実はこちらのタイヤは購入当初から訳ありのタイヤ。
購入したAmazonさんにはとても誠意ある対応をしていただいたが、返品は不要とのことでとりあえず使用しているタ。
半年程度で亀裂が入りまくりで、ブレーキと同様に、既に限界に達していると思われる。
Amazonなどは安いが、保存状態を考えるとタイヤは【ワイズロードオンライン】のような自転車専門店での購入が安心かもしれない。

新しいブレーキシューを装着
新しいブレーキシューを取り付けていく。

こちらが新しいブレーキシュー。
当たり前だがピカピカだ。
赤い矢印→の部分を真ん中にして取り付けていけば問題ない。
ブレーキシューが収容されていた物は、捨てずに取っておくと後々便利。


取り外した古いブレーキシューとの比較。
古い方はほとんど溝がない。
溝の痕跡すら残っていないブレーキシューもある。
よくこんな状態で乗っていたものだ。

とりあえずこんな感じでタイヤに干渉しない感じで取り付けていく。
後で微調整するので、この段階ではあまりきっちり取り付けずに、あくまで仮取り付けの状態。
後ろのブレーキシューもとりあえず取り付けてしまう。
ブレーキシューの種類によっては左右決まっているものもあるらしいので注意が必要だ。
開放したブレーキを元に戻すこともお忘れなく。
ブレーキシューの交換の仕上げ(トゥイン)
ブレーキシュー交換の仕上げをしていく。
まずは微調整。
横からみて、ホイールに当たることと、タイヤに当たっていないことを確認。
前から見て、左右だいたい同じ高さになっているか確認。


この辺りが適正位置ではないだろうか。
ブレーキシューがホイールに当たりすぎていたり、左右のバランスが悪いようならブレーキのアームの小さいネジを回して微調整をする。
そしてここからが最終奥義、トゥイン。
ブレーキシューを進行方向側にハの字に向けることで制動力がアップしたり、音鳴りがしにくくなるというテクニック。
効果のほどはイマイチわからないが何となく玄人っぽいので毎回必ずやっている。
一般的には、クレジットカードや厚紙を利用してハの字にする。
ハの字といっても、やりすぎには注意。

捨てずに取っておいたブレーキシューが入っていた物が厚紙として使用するのに丁度いいので利用。
こんな感じで、進行方向とは反対側に厚紙やクレジットカードを挟んだ状態でブレーキを握り込む。
トゥイン完了。
まあこれをやったからといって、音鳴りする時はするし、ブレーキの制動力の差は正直わからない。
面倒な人はやらなくてもいいのではないか。
まとめ
- ブレーキシューの交換目安
- ブレーキシュー交換作業の前に
- 古いブレーキシューの取り外し
- 新しいブレーキシューを装着
- 仕上げ(トゥイン)
以上、通勤用クロスバイクのブレーキシュー交換についてまとめてみた。
早速試乗してみたところ、交換前がひどかったせいか、怖いくらいブレーキが効くように感じる。
尚、音鳴りはがっつりしている。
馴染んでくれば落ち着くと思うが今のところトゥインの効果はないようだ。
今回のブレーキシューも非シマノ製。
さてどれくらいもってくれるだろうか。
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